私と愛犬達のお話です。
写真の てて は、もうすぐ16歳。わが家には14歳の くりん もいて、私は初めての『シニア犬』との暮らしを体験中です。
最近私が葛藤しているのが、自説『あなたのために、の壁』。
シニア達によかれと思ってアレコレお世話をするのですが、当の本犬とかみ合わないこともしばしば。
先日も、ててのガビガビに固まった毛をブラシでときほぐしていたとき。指を咬まれました。久々の流血です。
「ててのためにやってるのに‼️」
咬まれたショックと痛み。それ以上に、悲しみと悔しさと怒りがわいてきて抑えきれず感情崩壊してしまいました。
あとで冷静に考えてみると…
咬まれたことの直接の原因は、ててが嫌がっていたのにそのまま無視して続けたからなんだろう。ある意味、仕方ないこと。予測できたこと。
でもその裏にあったのは、愛犬達の変化を受け入れきれていない自分。「これをすれば少しでも元気を保てる」と思ったら、やらずにはいられない。現状に抗うような行動を少しでもすることで、愛犬達の変化から目を背け、わずかでも安心感を得ようとしていた。
それを本犬からジャマされて、悲しくて悔しくて、怒りがわいたんだ。
結局、「あなたのために」と言いながら、自分を守るためにやっていた。
さらに言うと、自分の心を守るために、愛犬達に受け皿役を押し付けていた。
そのことに気がつきました。
それからは、時間がかかってもいいから丁寧にやるようになったし、無理強いせずに待てるようになりました。犬達に協力を求めるようにもなった。「我慢しろ」から「ちょっとだけ我慢してくれるかな?」に😅(言い方だけ?笑)
「あなたのためでもあるけれど、私のためにもやらせてくれない?」
今の精一杯の妥協です😅まだ壁は越えられず…
ツッコミどころがたくさんだとは思います💦でも、何か少しでも感じていただけるものがあるかも、と思って書きました。
ひとつひとつ、気付かされ、学ばされる。ダメで未熟な飼い主ですが、愛する犬達に育ててもらってるんだなーと、あらためて感謝の気持ちがわいています。
お読みくださり、ありがとうございました😊
#シニア犬 #シニア犬との暮らし