犬とぬくぬく

アニマルコミュニケーションで感じたこと、動物たちのエピソードや、愛犬達との日常を綴るブログです。

最期の時間

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こんにちは。アニマルコミュニケーターの ぬくい陽子です。

先日、危篤状態の猫さんの気持ちをお伝えした時のお話です。

 

緊急のご依頼を受け送られてきた写真には、ご家族に囲まれながら横になっている、猫の姿がありました。

 

…写真の彼から伝わってきたのは、
『自分の全てを無条件に認めて、優しく包み込んで欲しい』という想いでした。
飼い主さんから「よく生きてくれたね、えらいね」と言って欲しい、と。

 

それを聞いた飼い主さんは、彼に想いを語りかけました。
その瞬間、彼は最後の力で足を全力で動かし、飼い主さんの言葉にしっかり応えたんだそうです。
その後、2回、深い呼吸をし、静かに旅立ちました。

それは、わずか10分ほどの間の出来事でした。

𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃

後で飼い主さんは
「寄り添うことのできた最期だった」
「清々しく送ることができた」
とおっしゃっていました。
最期の10分間。
命と命が対話した、想いを伝え合った、純度の高い時間だったんだろうと想像します。
それは当事者にしかわからないことです。

 

ただ今回、アニマルコミュニケーションがほんの少しですがサポートになったんじゃないか、と思えました。思わせてもらいました。
ものすごいプレッシャーでしたが、自分にできることをやるだけだ、と腹を括れました。

 

彼と彼のご家族の皆さま
繋いでくださった、ご家族のお友達
そのお友達を繋いでくださった、お友達
皆様に、このご縁に、心から感謝いたします。

彼とご家族の魂が、これからも共にありますように。

 

 

 

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